美容師の良心は、白髪染めにこそ現れる

元住吉・武蔵小杉の美容室、キャメルヘアーデザインの溝田です。

35歳前後から、白髪が増えてくると言われています。

私も例にもれず、今ではヒゲも白髪になる始末。

20代で白髪が増える人もいれば、70代でも少ない人もいる。

髪質と同じように、白髪の多い少ないは個人差がありますね。

白髪が増える理由は、いくつか考えられます。

  1. 遺伝
  2. ストレス
  3. 食事・生活習慣
  4. 頭皮環境
  5. 加齢

人はみんな、何か目に見えたり実際に起こったりして、初めてその原因を考えたり憂いたりするものです。

病気の症状もそうでしょう。

特に若い時は(20代ぐらいまでか)、自分の健康にはあまり目が向かない。

年齢を重ねて40歳を過ぎてくると、身体の機能自体が落ちていきます。

もちろん、日頃のケア次第では肉体的に若く保つことはできると思いますが。

それは髪に関しても同様ですよね。

そして、白髪をどうするか?

まず、染めるか染めないか。ごく少数ではありますが、白髪を染めなくても素敵な方はいます。

ただ、大多数の人はちょっと老けて見えるかもしれません。

白髪は、水分量がとても少ないのでパサつきます。

髪がパサついていると、お顔もくすんで見えてしまうんですよね。色もグレイですから余計にです。

見た目のことだけで言えば、白髪をカバーしたいですよね。

白髪染め

白髪を染める方法は、いくつかあります。

一時的にカバーするのであれば、カラースプレーやファンデーションなど。シャンプーで落ちるタイプのものですね。

薬剤で染める場合。

植物性の染料。ヘナが代表的です。キャメルでは、【和漢彩染】という染料を使用しています。小麦粉などの食品ベースの染料で、頭皮にも優しくしっかり染まります。

ただ、デメリットとして黒髪では明るく発色しません。全体をムラなく均一に明るく染める場合は、ライトニング剤で明るくしてから染める必要が出てきます。

マニキュアは、酸性の染料でイオン結合でキューティクルに付着します。酸性の薬剤なので、頭皮に付着するとなかなか取れません。ですので、頭皮に付けないようにギリギリから塗布していきます。

ツヤも出るしダメージも少ないのですが、シャンプーで落ちていきます。人によっては汗でも落ちますよね。顔の周りに白髪の多い方や、ある程度の期間(1ヶ月以上)はもたせたい方にはおすすめしにくいです。

白髪の全体に占める割合や、どこに白髪が多いか(顔の周り、分け目など)によっても染める頻度が変わってくるでしょう。

白髪のカバーで大半を占めるヘアカラー(以前はヘアダイとも言っていた)。

髪の内部で発色する、酸化染毛剤です。

1剤の酸化染料と2剤の過酸化水素が化学反応(酸化重合と言います)によって染まります。

キャメルではアルカリと酸性の両方の薬剤を採用していますが、根元の白髪を明るく均一に染める場合は、アルカリを使用します。

また、塩基性のカラー剤も使っています。いろいろ使い道はあるので重宝しています。もちろん、デメリットはあります。アルカリのヘアカラーと比べると、色落ちはしやすい。

で、色落ちはデメリットに感じやすいですが、仮に白髪を真っ黒に染めたとしましょう。

染料としてはたくさん入っていますので、数ヶ月は色落ちはしません。

色落ちをしないことが、プライオリティーの高い人にはいいでしょうね。

ただ、色落ちしないということは。染めた1ヶ月後、白髪と染めて黒い既染部はパックリ分かれます。つまりコントラストがはっきり出てしまう。

3週間ぐらいで頻繁に染める人にはいいかもしれませんが、逆に結構白髪が目立つ羽目になります。

だから、白髪染めをする場合は、

  1. どのぐらいの割合で白髪があるのか、またどの箇所に多いのか
  2. どのぐらいの頻度で染めるのか
  3. 自分をどう見せたいか、逆に何がイヤで気になるか(デザインとして)

で薬剤の種類や施術方法を考え、

そして、一番重要なこと。

  4. ダメージ

ダメージは、髪と頭皮、どちらもあります。

明るいヘアカラーよりも白髪染めは暗いから、何となくダメージが少ないと思っていませんか?

特に、ヘアカラーを地肌からべったり塗布した場合の頭皮のダメージ。

毎月、地肌からカラーを塗布した頭皮は疲弊していきます。

私は、美容師が一番配慮をしなければいけない施術だと思っています。

元住吉・武蔵小杉 美容院・ 美容室キャメルヘアーデザイン Camel hairdesign ヘアカラー 白髪染め エイジング
塩基性カラーを使用した白髪染め

カラー剤の種類、施術方法によって頭皮のダメージ、髪の薄毛が違ってきます。長年お客様をを担当しているからこそ、わかる事実です。

もちろん、加齢による衰えや紫外線などの影響、間違ったヘアケア。生活習慣によって髪質や頭皮の状態は変わります。

ただ、美容室でも少なからずダメージしていることがあることも、美容師が認識しておかなくてはいけません。

技術はもちろんのこと、薬剤についての知識、施術方法。髪や肌、身体の仕組みについての専門知識。

お客様のことを考えるからこそ、必要なことだと思う。

皮肉にも白髪染めをするお客様がいて、美容業界は成り立っています。大げさかな?

施術する前に頭皮を保護する。そして、極力カラー剤を頭皮に残さないアフターケア。

キャメルでは、施術前にはホホバオイル、きら水(テラヘルツ機能水)で保護。施術後はヘッドスパをおすすめしています。

炭酸を使用して、頭皮に残っているかもしれない薬剤を除去し、血行促進、保湿をして帰って頂く。

 

最近、仕事をしていても、家庭にいても、良心が大切だと思っています。

良心には想像力が必要で、想像力を働かせるには知識や知恵、鍛錬が必要。

良心があるからこそ、人間関係は成り立ち、仕事ができる。

良心のないビジネスに、明日はないと思う。

自戒の念を込めて。

 

 

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